人物のポーズを反映させるコントロールネットの使い方を画像で解説!

AI画像生成ツール使い方解説
アイコス
アイコス

今回の記事では、ポーズを指定して生成したいけど、うまくできないよ(´;ω;`)ウゥゥというお悩みを解決していきます!

コントロールネットって何⁉

コントロールネットとは特定のポーズで人物を生成できる機能です。ポーズ画像を選択、もしくはアップロードすることでその画像と同じポーズで新たな画像を生成できます。

ポーズはかなり厳密に再現されます。ポーズの元になる画像さえ準備できればイメージに近い画像を作ることができます。

今回はSeaArtにおけるコントロールネットの使い方を解説していきます。コントロールネットという機能はLeonardo.AiやStableDiffusionといった他の画像生成ツールでも使われています。本記事の内容をマスターすれば、他の画像生成ツールでも応用できるかと思います!

コントロールネットの使い方(SeaArt)

SeaArtにおけるコントロールネットの使い方を解説します。

  1. ホーム画面からポーズ指定用の画像を選択 or アップロード
  2. プロンプト(AIに対する指示)を入力
  3. 各パラメーターを調整して画像生成

ホーム画面からポーズ指定用の画像を選択 or アップロード

まずはポーズ指定用の画像が必要です。今回はSeaArtのホーム画面にある画像を使います。

ホーム画面から良さそうな画像を探します。今回は赤枠で囲った画像をクリックします。

画像をクリックするとプロンプト(AIに対する指示)や使っているモデルなどが表示されます。自分で画像生成する際の参考にもできます。

赤丸で囲ったバリエーションをクリックするとimg2imgの画面が開きます。

プロンプト(AIに対する指示)を入力

画面下部の赤枠で囲ったプロンプト入力欄に作りたい画像の指示を入力します。

今回はシンプルに「(8k、RAW写真、最高品質、傑作:1.2)、超ディテール、超高解像度、金髪の女性」と入力し、金髪の女性を作ることにしました。8kや最高品質などの最初の方の単語は、画像の品質、出来栄えが良くなるらしく入れていますが、なくても(ポーズ生成に)影響はないかと思います。

プロンプトを入力したら右下のコントロールネットに送るをクリックして、コントロールネットに移動しましょう。

各パラメーターを調整して画像生成

コントロールネットへ移動したら各パラメータを調整します。今回はよく使うタイプ(右上の赤い四角)を「openpose_full」に変更します。タイプにはいくつか種類があります。

「openpose_full」は人物のポーズを反映させて生成する際によく使用するものです。

最後に生成すると以下の画像が出来上がりました

見事に金髪の女性ができましたね!ポーズもばっちり!

コントロールネットの元画像でポーズを指定、プロンプトで画像全体のイメージを指示していく感じですね。

SeaArt コントロールネットの各パラメーターについて

SeaArtのコントロールネットでは各パラメーターを調整することで、イメージに近い画像を作ることができます。

タイプ

「タイプ」はコントロールネットのタイプです。それぞれのタイプでポーズや構図の抽出方法が異なります。生成される画像の特徴はタイプによって変わります。

タイプは全部で14つあります。人物向きのものや建築などに向いているものもあります。人物画像に対して建築向けのタイプを選択すると正しくポーズが指定できないことが多いです。

人物向きの「scribble_hed」で作成
建築向きの「mlsd」で作成

上の画像が人物向きの「scribble_hed」下の画像が建築向きの「mlsd」で作成した画像。下の画像はポーズの再現などができていませんね。

それぞれのタイプに参考画像と説明がありますので、イメージするものに合うものを選ぶとよいと思います。

プリプロセッサ

プリプロセッサとは前処理画像のことです。要するにコントロールネットのポーズ元の画像のことです。

プリプロセッサがオフになっていると、元画像を参考にせず、全く違うポーズで生成されます。

コントロールモード

SeaArt AIには3つのコントロールモードがあります。3モードの区別は難しく、使い分けが必要かどうかは分かりません。

元画像とプロンプトの割合を調整するなら、次項で解説するコントロールウェイトの方が調整しやすいと感じました。

✅バランス

✅よりプロンプトに従って画像を生成します

✅より前処理画像に従って画像を生成します

アイコス
アイコス

前処理画像が下着姿だからか前処理画像に近くすると露出度が増しましたね(笑)

コントロールウェイト

元画像とプロンプトの割合を調整するなら、コントロールウェイトの方がやりやすいと言われています。

ウェイトの数値が大きくなるにつれて、元画像の割合が多くなります。

✅コントロールウェイト0

✅コントロールウェイト1

✅コントロールウェイト2

この辺は難しいですね。何度も生成して、感覚的に調整していくしかないと思います。

コントロールネットまとめ

SeaArt AIではキャラクターや人物にポーズを指定して生成することが可能。プロンプトだけではうまくいかない場合に、活用すると良いです。

  1. ホーム画面からポーズ指定用の画像を選択 or アップロード
  2. プロンプト(AIに対する指示)を入力
  3. 各パラメーターを調整して画像生成

本記事の内容をマスターすれば、他の画像生成ツールでも応用できると思います。

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