

アイコスです。本記事では、img2imgという機能を解説していきます。img2imgとは画像をもとに新たな画像を生成する機能で、よりイメージに近い画像を生成できます!
SeaArt AIのimg2imgを使うとプロンプトに加えて画像も生成素材にすることで、よりイメージに近い画像を生成できます。
たとえば元画像の背景画像を変更するなどといったことができます。
img2imgを使いこなせると、表現の幅がぐっと広がります!
画像のポーズを指定したい場合は、コントロールネットが良いです。「人物のポーズを反映させるコントロールネットの使い方を画像で解説!」で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
img2imgとは

AIを使った画像生成の基本は「プロンプト(呪文)」を入力して、画像を生成することです。img2img(Text-to-Image Translation)は「画像+プロンプト(呪文)」で画像を生成することです。
プロンプトで生成される画像のクオリティを上げたり、元画像に足りない要素をプラスしたりすることができます!
画像も生成素材にすることで、よりイメージに近い画像を生成できます。
SeaArtでimg2imgを使う方法
今回は自分で生成した画像を元画像として、img2imgを使用します。
画像をアップロードして、img2imgを使うこともできます。
- 画像を選択
- バリエーションをクリック
- ノイズ除去強度のパラメータを調整して生成
✅画像を選択

創作ページから自分の過去の生成画像を選択。
✅バリエーションをクリック

赤丸のV(バリエーション)をクリックし、img2imgの画面へ移動します。
✅ノイズ除去強度のパラメータを調整して生成

右側のノイズ除去強度を調整してから生成します。数値を大きくすると、バリエーションの幅も広がります。今回は最大値の1で、生成してみます。
※ノイズ除去強度がデフォルトの0.35で生成したところ、ほとんど同じ画像になってしまいました。

ノイズ除去を「1」にして、プロンプトにポニーテールを追加して生成してみます。


見事にポニーテールになりましたね!
img2imgでプロンプトを追加、書き換える
プロンプトの追加や書き換えで、画像の一部分を意図的に変更できます。
先ほどのプロンプトに加えて、槍を持たせて、服の色を青と金の服に変更してみます。

赤く囲った箇所にプロンプトを追加、書き換えしています。

見事に生成結果に反映されていますね。
使いこなせると画像生成の自由度が一気に向上します!
画像からプロンプトを作るIntelligent Analysis
img2imgの画面に「Intelligent Analysis」というボタンがあります。これは、画像からプロンプトを作ってくれる機能です。
Intelligent Analysisの使い方を見ていきましょう。
✅画像をアップロード、選択
まずは、元画像をアップロードします。赤い四角で囲った部分をクリックで自分のフォルダから画像をアップロードします。先ほど解説した「生成画像を選択する方法」でも可能です。

✅Intelligent Analysisをクリック
Intelligent Analysisをクリックすると、画像から逆算してプロンプトを作ってくれます。

✅画像を生成
生成したプロンプトから画像を生成。要調整ですが、なかなかのクオリティ!自分で撮影した画像からも再度生成できるので、表現の幅が広がりますね!

まとめ
SeaArt AIのimg2imgを使ってプロンプトに加えて画像も生成素材にすることで、よりイメージに近い画像生成ができます。
使い方は3ステップで非常に簡単。
SeaArt AIでimg2imgを使う方法
- 画像を選択
- 「バリエーション」をクリック
- ノイズ除去強度のパラメーターを調整し生成
プロンプトを追加したり書き換えたりすることで、生成画像の精度を上げることも可能。ぜひ試してみましょう!
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